スマホで食べ物の美味しそうに撮る
スマートフォンで、食事を撮影しその後加工するまでのなかれを紹介します。
今回は「食べ物」の「写真」に特化した加工です。
撮影方法やアプリを使った簡単な編集方法を紹介します。
元の写真がわからなくなるほどの加工をしている人もいますが、できるだけ原型を残しつつ、加工したのかパット見わからないでも、美味しそう!くらいの加工をします。
Instagramのストーリーで「本日の昼ご飯」として自炊で作ったご飯を半年ほどアップしていました。
毎回アップしていく中で、一つは改善することを目標に一つずつ試しながら編集をしていました。
まだまだ、これからも画像の編集方法は新しいアプリや機能が追加されるたびに実験していきますが、今現在(2019/12/24)の時点でよく使う編集を紹介します。
撮影アプリのおすすめ4種
まずは、食事を撮るときの「カメラアプリ」です。
撮りたい画角だったり、それぞれのカメラ機能の役割ごとに使い分けています。20~30種類ほど試しましたが、今の所食べ物の撮影につかうカメラアプリは4種類に落ち着いています。iPhoneです。
標準アプリ
これは説明が不要かもしれませんが、標準のカメラです。
iOS13では編集機能も色々と追加され、便利になりました。
撮影ときには撮りたい場所(ピント)をあわせたい場所をタップしてから、撮影すると良いです。
iPhoneのカメラは他と比べて明るい写真になるので、白くて潰れてしまわないように注意しましょう。
少し暗めにとって後ほど明るさを調整するほうがいいかもしれません。
MOMENT
MOMENTはスマホ用のレンズやケースを作っているアメリカの会社です。
MOMENTのケースでレンズも使用しているので、このアプリを使用しています。
カメラをやっている人はわかるかもしれませんが、このアプリは「F値」を調整して、撮影できます。
つまり背景のボケや明るさを調整しながら撮影できます。
画像の保存形式も「RAW」で保存で来るので画像の劣化なしに加工できます。
FOCUS
あとからピントを合わせ直せるアプリです。
食べ物の手前にピントを合わせて背景はぼかす。また逆に手前側をぼかして背景をくっきり
これらの編集を撮影後に行うことができます。
有料ですが、おすすめです。
【一番使うのはこれ】StageCamPro2
これは無音カメラです。
多くの無音カメラが出ていますが、これは画質も落とさずに無音で撮影できます。
飲食店だと、カメラアプリの「カシャ」という音はマナー違反になりそうなお店が多いです。
結構、気になる人もいるので・・・そこで外出先での、食事の撮影はこのアプリを使っています。
同じ会社からいくつか出ていますが、「Pro2」を購入してください。
Instagramのストーリーの比率は16:9です。
その比率でも撮影できるので、何にアップするかを考えて画角を変更できます。
食べ物系の撮影では一番使うアプリです。
食べ物に使える写真加工アプリは5種
撮影した写真を美味しそうに加工します。
そこで使用するアプリは5種類です。
普段使用するアプリとその内部の機能や設定を紹介します。
標準カメラアプリ
標準のカメラアプリの加工もiOS13へのアップデートで大きく変わりました。
主に、画像の「傾き補正」と「サイズ加工」に使用します。
傾き補正は、リサイズのボタンを押すと自動で認識してくれます。
そこから自分好みに調整し、その後画像比率を修正します。
Instagramのストーリーは16:9の縦
Instagramは正方形(今は正方形でなくてもいいけどなんとなく)に加工
このブログの画像は4:3しています。
【一番使うのはこれ】Foodie
これは食べ物を美味しそうに見せるため専用のアプリです。
主に暖色系加工が多く、食べ物は温かみや色合いが良い感じになるのでかなりおすすめです。
可愛い感じやカラフルな加工もあるのですが、あんまり加工加工した感じは好きではないので、
よく使うフィルターは
・フードのYU1の100%
・フードのYU3の60%
です。どちらも試してみて、よりある方に設定します。
他の設定もありますが、このアプリでは行いません。
Instagramの加工も使用します。使用するのは「Paris」や「Oslo」を使用します。
表面のツルッと間や食事の輪郭のパリット感は簡単に表現できるのでいいです。
多くの人が使用していると思いますが食べ物の加工となると他のアプリを多く使用します。
Snapseed
これはGoogleのアプリです。
無料でかなり細かな加工ができるアプリなのですが、意外と使用者が少ないので、もっと普及してもいいのでは?と思っています。
この中でよく使用する機能は「アンクロップ」と「レンズぼかし」です。
「クロップ」は切り取りで適切な画像サイズに切り抜くので標準のソフトでもできます。
でもその逆の「アンクロップ」はこのアプリでしかできません。
切り抜いたとき絶妙に縦の長さが足りない(もう少し伸ばせば対象物が全部入りつつ縦に表示できる)ときAiの力で予測して縦に伸ばすことができます。
もちろん、背景部分の引き伸ばししかできませんが、このちょっとがすごいです。
さらに「レンズぼかし」はその名の通り対象物ははっきりその背景はぼかす事ができます。
自然光の影や距離感に合わないところまで加工すると、不自然な感じが出てしまいますが、カメラの撮影本を一冊読み込んで光の勉強を少しでもすれば、一見わからないようなボケ感を出すことができます。
一眼はボケる!と言われていますが、そのボケすらもアプリで操作できる時代です。
文字入れ用「Phonto」と「文字入れくん」
画像に文字を入れる時、Instagramが標準機能を使用して、文字を入れている人が多いです。
でも、そのフォントはゴシック体の硬いものばかり、繊細な文字や子供っぽい文字など、フォントにも色々あります。
写真に文字を乗せるアプリがこの2つのアプリです。
好きなフォントがある方を使用すればいいのですが、個人的には横文字は「Phonto」で縦文字利用のときには「文字入れくん」を使用します。
※どちらでも縦横入れることができます。
・Lightroom
これはAdobe社の写真加工アプリです。
高機能なのでカメラマンの人が使うソフトのアプリ版です。
無料でも使用できますが、有料版とは機能が結構違います。
自分はAdobeCCを仕事でも使用しているので、このアプリも使用しています。
使用する加工は全部です!笑。
このアプリ1つあればどんなことでもできます。
また、PCとも連動しているので、スマホでちょっと加工して本気のときはPCで使用します。
中でも去年のアップデートで、PC用のプリセットが利用できるところは最強です。
プリセットとは自分で作ったフィルターセットです。
なのでよく使う編集方法があればプリセット選択一つで完了です。
使用している友人とプリセットを交換したり、海外のインスタグラマーのプリセットをダウンロードしたりもできます。
使用用途が無限大でも有料なので、かなりおすすめしたいのですが無料が良ければ「Snapseed」で十分です。
食事があくまでメイン
これはあくまで自分の考えですが
「食事」の時はあくまで「食事」がメインだと思っています。
最近では、インスタ映えが流行り、撮影をするために食べに行くみたいな感じが増えていると思います。
もちろん、お店もそれでPRになるので相乗効果としては、いいのですがやっぱり食事は美味しいものを食べたいです。
静かなカフェで「カシャ、カシャ」やるのもちょっと
熱々が美味しそうなのに「撮影優先」みたいな人もいるのでちょっと
TPOは大事だと思います。
食事を第一に考え、その+αに撮影を考える。
撮影時に集中するのではなく、軽く取って美味しく食べ、落ち着いたことろに加工してアップならまだいいと思います!
お店のPR的戦略に踊らされるのではなく、美味しいものを美味しかったから伝えたい!
という純な気持ちで発信する人が増えたら、この世は美味しいものだらけ!になるのかなとも思います。
スマホにはカメラを含む
スマホとカメラは別派のユーザーには
「まだまだ、カメラの方が画質がいい」と突っ込まれそうです。
確かにスマホはセンサーサイズも小さく、デジタルズームの範囲も多いので画質で言えばそうなのかもしれません。
しかし、撮影→編集→アップまでの連動性はスマホにはかなりません。
今までは「スマホ」+「カメラ」で行動していましたが最近は「スマホ」時々「カメラ」になりつつあります。
そしてさらに今年メキシコの大学院生が「レンズの収差問題」を解決したことで、これからのスマホのレンズは更に進化すると思います。
スマートフォンVSカメラではなく、それぞれを使い分けて行ければと思います。
加工に制限は無い
加工には制限はないと思います。
これからは、AiやIRも進化し、更に発展してくると思います。
その中で、食事を撮影するエンタメも進化します。
今は、撮影(写真や動画)+編集が多いですが、これからはまた違ったことが出てくると思います。
SNSは現在日記のように使用しています。
でも、今使っているSNSは十年後にはまた総入れ替えになっているかもしれません。逆に10年さかのぼっても同じSNS使っていなかったりしますよね。
それと同じで、写真の分野も変わっていくと思います。
最近では「Filmwork」が海外で流行っていたり、1億万画素のスマホカメラが出たり、これからもカメラの進化には期待です!