毎年冬3回以上はこのみぞれ鍋をする
このみぞれ鍋を冬の間に3回以上はやります。
家族、友人、一人でもやります。
小鍋と3つの食材でできるのでとっても簡単でかつ満腹感もあるのでかかせません。
今までにいろんな鍋を食べてきましたが、家で食べる鍋の中ではトップ3に入ります。
そのトップ3の中でも手軽さはぶっちぎり1位です。
それだけ気に入っている「鍋」なので記事をサラッと書けました!
そんなおすすめの「みぞれ鍋」を紹介します。
使用する道具は鍋セット+おろし器
使用する道具も基本の鍋セット+おろし器です。
・鍋
・コンロ
・おろし器
・おたま
です。
取り分けなければ、おたまもいりません。
おろし器があれば、誰でもできると思います。
みぞれ鍋レシピ
みぞれ鍋の材料は
・大根
・豚のバラ肉(薄切り)
・めんつゆ
これだけです。
他には何もいりません。むしろ他に何も入れないでください。
つくり方
1大根を鍋にすりおろす
2すりおろした大根おろしにバラ肉を敷く
3蓋をして火に掛ける(弱火)
4バラ肉に火が通ったら、火を止めめんつゆをかける
5そして食べる
これだけです。
みぞれ鍋の美味しいポイント
このみぞれ鍋が美味しい理由はいくつかのポイントがあります。
水を入れない
大根の水分だけで鍋にします。
すりおろした大根を加熱すると甘みが出てきます。
これを最大まで引き出すために、弱火でじっくりコトコト待ってください。
豚バラ肉の脂
お肉は豚バラ肉でなければダメです。なぜならバラ肉にある脂が溶け出し旨味が出るからです。バラ肉細切れでもいいですが、薄切りの方が広げて並べることができるので、おすすめです。
3つの甘味が合わさる
「大根の甘味」
「バラ肉の脂の甘味」
「めんつゆの甘味」
これら3つの甘味が合わさってシンプルなのに最高の鍋が出来上がります。
レシピをどこで聞いたのか
実はこのレシピは知り合いの料理人の人に聞きました。
シンプルすぎて、最初は驚きましたが、何かを足すことはやめたほうがいいというアドバイスも貰いました。
その通りにその日実践しそれから虜です。
料理は科学、つまり引き算も大事
料理のレシピは絶妙な組み合わせで作られています。
しかし、多くの料理は、調味料も多く〇〇を足すという工程が多い気がします。
でも、この鍋は違います。
徹底的に引いた結果、この組み合わせになっています。
シンプルにうまいってやつです!
みぞれ鍋はシンプルだからこそいい
シンプルすぎて、小ねぎでも添えたくなるかもしれません。
でも、足しちゃダメなんです・・・
実際に足したこともありましたが、なんか違いました。
足すよりも引く、これを徹底的に考えたからこそこの料理がどこかで生まれたのだと思います。
そこで、実際に聞いたやってはいけないアドバイスを紹介します。
他に足しちゃダメ
これは先程も書きましたが、この食材以外何もたさないでください。最初の一口はせめて、そのまま、味が足りなければめんつゆを足してください。
肉は豚バラ肉です
豚バラを高級なヒレやロース、牛に変えてもダメです。この豚バラの脂部分が溶け出したとき美味しくなります。オタクなので、それぞれの肉で試しても見ましたが、やっぱりこの鍋は豚バラ肉でした。
めんつゆは最後に
めんつゆも最初に入れればいいのでは?と疑問に思った人もいるかも知れませんが、めんつゆに入っている出汁の風味は最後に入れたほうがいいです。味の調節もできるので、最後がおすすめです。
冬が旬の大根を大量に消費できる
旬の食材は安くて、かつ、栄養価も高く最高です。
その中でも冬の野菜の代名詞「大根」
冬の大根は糖度も高く、おでんや豚汁、味噌汁など何に使っても美味しいですが、一本が長いので
一人暮らしや少人数の家族では、一回で大量の消費はどの料理でもむずかしいかもしれません。
しかし、このみぞれ鍋はすりおろすので、一人でも半分以上消費できます。
食物繊維も多く、デトックス効果も高い大根、をこれだけたくさん食べ満足度も高いので最高です。
大根一本購入のハードルが高い人へ
大根一本購入は量も多くハードルが高いかもしれません。
4人程度で食べるのであれば、一本らくらく消費できますが、一人暮らしではそうは行きません。
最近のスーパーでは
「大根の先(先端、下部分)」「大根中部」「大根の葉に近い部分(葉に近い上部分)」と3分割に切り分けられているものをよく目にします。
このみぞれ鍋を作る場合どちらを選んだらいいのか迷いますよね。
みぞれ鍋では「中部〜大根の葉に近い部分」を購入してください。
この部分は葉に近い方へいけば行くほど甘みが増します。また、硬さがあるので擦りやすいです。
絶対にココ!という縛りはありませんが、どちらかというとという感じで軽く覚えておくといいかもしれません。
みぞれ鍋の締めは「うどん」がおすすめ
大根おろしはどんどん食べれてしまう、そして意外とお腹が膨れるのでので基本的には締めはいらないのですが、食べざかりやちょっと足りない人は締めの「うどん」をおすすめします。
冷凍うどんを入れてひと煮立ちです。
※水分が少ないときには大根おろしを、ない場合には水を少し、そしてめんつゆで味を整えてください。締めの段階では小ねぎを添えてもいいかもしれません。鍋の段階で最初に入れるのはダメ絶対!笑
この締め簡単に言ってしまえば「おろし肉うどん」です。そもそも味付けがめんつゆなので!
最近は締めにまで到達することは、あまりないのですがすごくお腹が空いているときにはおすすめです。
一人暮らしの人へ(レンジ編)※非推奨
基本、鍋を火にかけてゆっくりと火を通していくのですが、そんなことは言ってられないという人へ
・火に掛けることすらめんどくさい
・忙しすぎて、レンジでやりたい
・一人分をすぐに簡単に作りたい
・大根をおろすことも面倒なのに・・・(いや、おろすところは頑張ってください。笑)
という人のために、レンジで火を通す方法も記載します。
※レシピはあくまで火に掛けるのが方がベストです。
しかし、究極の時短のために、レンジ版ものせておきます。
大根おろしをレンジで使用できる容器に敷いて、バラ肉を乗せて【レンジ600W5分】です。
あとはめんつゆを、入れて食べてください。
自分もお昼にこの鍋が食べたくなったときにはたまにこの方法でも作ります。
時間に余裕があるときには火にかけますが
とにかく簡単さを重視し時短のためにレンジの利用もいいかもしれません。※非推奨です。(レンジよりも弱火で火にかけたほうが美味しかったです。でも時間短縮も時には大事)
色々と長々と書きましたが・・・シンプルに
色々と長く書きましたがとにかく食べてみてください!
食材は
「大根&バラ肉&めんつゆ」
そして
「大根をおろす、肉を並べる、火に掛ける、めんつゆをかける」
手順はこれだけです。
簡単かつ美味しいのでぜひ知ってほしいと思い、この記事を書きました。
好きすぎて少々長文になってしまいましたが、希望もシンプルに「食べてほしい」だけです!