生チョコレートは日本発祥
生チョコレートは日本発祥です。
初めて作ったところは横浜の平塚にあるシルスマリアです。
そこのパティシエが、みんなが驚くようなチョコレートを作りたいと思い作ったそうです。
作るときには我が子のように、そして今までになかったふわっととろける軽いチョコレートをということで生チョコレートが生まれました。
生チョコレートの”生”は生きている
生チョコレートの”生”の由来は、生クリームだと思っている人が大半ですが、実は元祖生チョコレートの生みの親は、手間ひまかけた我が子のようなチョコレートということで「生きている」+「チョコレート」で生チョコレートになっています。
元祖生チョコレートを食べた味の感想を言語化してみた
実際に、元祖生チョコレートの「シルスマリア」を食べました。その感想と食べたその日だから書き留められることをここに記載します。
・口に入れた時、スーっと溶けていく
・その後、チョコレートと生クリームが口の中で八の字を描く感じで流れる
・一粒で長い時間楽しめる変化と余韻
・甘さは控えめで品のある味
・食べたあと口の上側にのこるつるつる感
・変化が楽しめるので食べている間は喋りたくない
・「な」の口から「ぬ」の口になる程度の力で溶け始め「る」の感覚で口の中を流れる感じ
・食べたとき身体の力が抜ける感じ
が元祖生チョコを食べた感想です。
美味しいので、実際に食べてみてほしいです!
宇治抹茶バージョンも食べた
宇治抹茶バージョンも食べました。
宇治抹茶バージョンは
・最初に抹茶の苦味とコク
・次に生クリームが流れるようにつなぎ
・最後にチョコレートの香りがふわっと来る感じです。
・生チョコレート単体のよりさっぱりめ(余韻少なめ)
・最初の抹茶感が印象に残る
・冷蔵庫からの出したてと、15分常温で置いたものではまた感覚が違う
・冷蔵庫出したて→固形感からのストロークの短い寂しさあり
・15分常温→抹茶コースターのような流れとチョコに落ち着く感じ
抹茶バージョンも美味しかったです。
最初に抹茶の苦味とコクがありながらも、後味がさっぱりしていてどんどん食べれてしまいます。
元祖「生チョコレート」があったから日本中に普及した
元祖生チョコレートですが、ここのパティシエはレシピに特許をかけずに、他者にそのまま渡したそうです。
「生チョコレート」が広まり普及するために
なので、元祖以外の「生チョコレート」は何種類か食べたことがありました。
その生チョコレートも元祖がこれで、そこからのはせであることは納得できるほどのクオリティーでした。
他の生チョコと比較すると元祖はどう違うのか?
元祖「生チョコレート」とその他の店で売っている生チョコレートの違いを、自分の言葉になってしまいますが、ここにメモしておこうと思います。
・その他の生チョコレートのほうが甘い、元祖は程よい甘さの引き算を感じる
・その他の生チョコレートは柔らかく一瞬で溶ける、元祖はスーっと溶けて液体になり口の中を泳ぐ
・その他のチョコレートは表面の粉が多め、元祖は最初に少し感じる程度の粉
・元祖は一個の余韻が長く、口の中を泳いでいるまさに生きている感じです。
言い表しきれていないところも多いですが、この様に違いを感じました。
お店ではケーキやソフトクリームもあるらしい
今回の生チョコレートは通販で注文しました。
なので、実際の店舗で買ったわけではありません。
しかし、ホームページで詳細を見てみると「ケーキ」や「ソフトクリーム」もあるようです。
これだけ「生チョコレート」が美味しいのであれば、他のも美味しそうなので、ぜひ本店で食べたいです。
この記事を書こうと思ったきっかけ
「美味しい」と一言で感想を述べるのは簡単です。
でも、本当に美味しいときには言葉が出ないときもあります。自分が持っている言葉の数(語彙)が少なく表現できないもどかしさを感じることもあります。
今回は、食べた時そんな感じでした。
いつもであれば、美味しかった〜で終わることが多いですが、今回は、そのなんとも表せない本当の美味しいを言葉にしてみようと思い記事にしてみました。
味を言葉で言い表すのは難しい
今回実際に「味覚」を「言葉」に書きあわらしてみて改めて、言語表現の難しさを感じました。
でも、日本語にはまだまだ絶妙なニュアンスを表す言葉があるので、それらを身に着けてより繊細な部分を表現できるようにしたいです。
音楽家であればこれを音楽で
芸術家であればこれを芸術で
など、自分が表現しやすい媒体でアーティストとし絵表現できるところまで言葉を身に着けます。